品川イッコー 公式ブログ

どうも、品川イッコーと申します。いわゆるYouTuberってやつです。ようやく登録者数13万人超えました。寿司、ラーメン、観た映画などを中心に勝手な感想を述べていきます。

美味い不味いを超越した店「天下一品」について

世の中の料理には美味いか不味いかの二択に分けられないものがある。

大変失礼な話だが私にとって天下一品のラーメンがまさにそれにあたる。

 

いや、不味いとは思わない。

そもそも不味かったら行ってないしね。

だけど美味いか?と問われると…。

 

凄く答えづらい。

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別に私は天下一品をディスりたいわけではない。

実際このドロドロスープをここまで全国的に広めた功績はでかいしここでしか食べられない唯一無二感は飲食業界において成功する最も重要な要因だと考える。

 

だけどだ。

毎回私は天下一品のラーメンを食べる度にモヤモヤっとした気持ちになる。

 

 

 

天下一品との出会いは今から20年も前の中学二年生の時。

いまもある新宿歌舞伎町店だ。

 

 

当時は映画好きの友達とよく映画を観に新宿へ遊びに行っていた。

その時に友達に誘われ天下一品へ。

はじめてこのラーメンを食べた時に衝撃を受けた。

 

 

ドロドロスープの第一印象は「なんじゃこりゃ?」だ。

今まで自分が出会ってこなかったタイプのラーメンだから当然だ。

麺もなんとも味気ないストレート麺だし。

(当時は自家製の手打ち麺にハマっておりコシのある縮れ麺が好みだった)

 

そしてチャーシューもペラペラだ。

 

おまけにチャーハンのご飯も硬くパサパサし過ぎている。

どちらかと言うとチャーハンはしっとり派だった私は当時の新宿歌舞伎町店のチャーハンは水分が飛びすぎていて到底受け入れられるものではなかった。

(全ての店舗がこうではなく作り手により異なることを述べておきたい)

 

まぁとにかく天下一品の料理はいい意味でも悪い意味でも自分の中の範疇を超えるものだった。

 

 

しかし次に衝撃的だったのが隣にいる友達はそれを美味そうに食べているではないか。

 

人によってこんなにも味覚とは個人差があるものなのかとその時に知った。

(決してどちらが上でどちらかが下とかいうものではない)

 

そして次第になぜこいつ(友達)がこれをこんなに美味そうに食べるのか気になり出してくる。

 

店にも客が次々と入っている。

そこには何か自分にはまだわからない魅力とやらが隠れているのではないか?

ではその魅力とは何なのか?

それに気づけない自分はなんだか急に世間から取り残されている様な感覚に陥ってきたのだった。

 

 

 

それから私はちょくちょくと天下一品へ通うようになった。

なぜこんなに人が入るのかを知るために。

その度に中学の時に食べたあの感覚が蘇ってくる。

 

そして最初の訪問から20年が過ぎた。

 

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私は未だに酔ったら天下一品のラーメンが食べたくなる時がある。

 

そして実際ベロベロの状態で店に行っている。

翌日、スマホを見た時にのラーメンの写真がしっかり保存されているからだ。

つまり本能が天下一品を求めているのだ。

 

 

 

だけどね、正直に言おう。

私は未だにこのラーメンが美味いのかどうなのかわからないでいる。

 

だけど身体が求めている。

これは一体…

 

 

 

天下一品に対して客が「料理としてどうなのか」など細かい理屈を考えるのはバカらしい。

どうも天下一品はそう言った次元にはいない店なのかもしれない。

 

人が料理を食べて抱く感想として美味い、不味いだけではない「もう一つの感覚」。

私にとって天下一品がまさにそれなのだ。

つくづく不思議な店だよ。

郎郎郎(さぶろう)がリニューアル!「 ぶっ豚 」の極太麺とイカつい豚を食らう!(199杯目)

本日は聖蹟桜ヶ丘の「郎郎郎」の跡地にできた「ぶっ豚」へ。

郎郎郎がリニューアルしたようだ。

二郎系で極太麺を掲げると言うことはかなり太いのだろうか?

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店員は女性2名。なんか新鮮なんだけど。

店内は若干の豚骨臭。

続々とお客さんがやってくる。

全員男。だよね。

 

メニューはらーめん、油そば、つけ麺、台湾らーめんなど郎郎郎時代をそのまま引き継ぐ感じ。

食券を渡すと店員さんから「ヤサイとアブラはどうしますか?」と聞かれるので「入れてください」と回答。

 

麺の量は写真の通り。

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プチでもいいんだけど初回なので小らーめんで様子見。

 

生姜とニンニクはセルフ。
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これは嬉しい。

さほど待たずに着丼。

 

 

 

小らーめん 780円

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あれ、見た目かなりいいじゃないか。

ちょっと野猿二郎を彷彿とされる標高高めのビジュアル。
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店名の通り豚がひときわ存在感を放っている。
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アブラは味付きなのも嬉しい。
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ヤサイはシャキシャキ感残しつつも甘辛アブラと共に。

麺は平均的な二郎より太い。

府中店くらいか?蓮爾まではいかないか。
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もちろんボキッという芯が残った蓮爾の様な食感はないがムチッとして硬め。

なかなか食べ応えはある。

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スープは豚骨出汁が出たものでほぼ非乳化。

なんだろう、この太い麺に対して厚みが足りない気がする。

塩分は濃いめだ。
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豚はデカイのは有り難いが少し硬い。

インパクトはあるんだけどな。

味付けがしっかりされているので麺と一緒にワシワシいただく。
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ヤサイ増しにしたので後半はかなり苦しかった。

郎郎郎より振り切ってて個人的にはこちらの方が好きだ。

何かあったらまたきちゃうかも。

鮨 銀座 おのでら出身「 鮨 まつうら 」!大将の人柄を表す丁寧な握りを貸切で堪能!(71軒目)

本日は白金高輪に2019年9月27日にオープンしたばかりの「鮨 まつうら」へ。

こちらの大将は「鮨 銀座 おのでら」で修行しハワイとロス支店立ち上げにも関わった方。

その後、恵比寿の「鮨 来主」で二つのカウンターのうち一つを任されることに。

晴れて今年の9月にここ白金にて独立。

まだオープンして間もないのに「鮨 来主」時代の常連客で席が埋まるという。

 

今回はまだ店の情報がほぼない状態での訪問。

以前沖縄の「鮨 つむぎ」でご一緒させてもらった社長さんから店を貸切にしたということでお誘いが。

 

場所は白金高輪駅からは徒歩10分程度。

前に訪問したフレンチの「アルシミスト」の近くだ。

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オープンしてまだ2か月なのでホヤホヤの新店。

外観も綺麗です。
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カウンターは全部で8席とコンパクト。

基本は15,000円のお任せコース。

大将は今年37歳(実際はもっと若く見える)。

非常に腰が低く物腰柔らかい方。

弟子はおらず全て一人で仕込みをされているそうだ。

以下いただいた料理。

 

 

 

鮪の頭肉
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まずは挨拶がてらの一品は鮪の脳天の肉。

ねっとりとした濃厚な旨味と脂、ネギのアクセントがいい。

ちなみに本日の鮪はボストン産。

 

カワハギ
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肝和え。こちらもマイルドな肝の味わいに芽ネギの食感と香りがいい。

 

広島県「宝剣 純米酒 広島夢酵母

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ムッチリとして味も濃い。

 

香箱蟹ごはん
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いまの時期美味しい香箱蟹。

内子がまた濃厚。

 

 

 

牡蠣
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北海道昆布森の牡蠣。

火入れが絶妙でねっとりとしてきめも細かい。

 

長崎県「六十餘洲 純米酒 山田錦 ひやおろし
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ノドグロ
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島根のノドグロを軽く炙ったもの。

上の緑色のは浅葱のペースト。

程よいムチっとした弾力。

噛んでいくごとに脂もがっつりと感じる。

 

太刀魚、鱈の白子
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太刀魚のホロホロっと口内で崩れてからの香りが上品。

ほんのりと甘い出汁との相性もいい。

トロンと濃厚でミルキーな白子も最高の酒の当て。

 

あん肝
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北海道浜中産のあん肝。

雑味は皆無。クリーンな味わいと鰹出汁がよく合う。

 

茨城県「渡舟 純米吟醸 五十五」
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ガリ
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甘みが強めだが後から辛さも感じるようになる。

 

墨烏賊
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包丁の切れ目は少なめ。

シャリシャリっとした食感。

最後にはねっとりと一つにまとまる。

 

シャリはかなり硬めに炊かれたアルデンテ。

ネタとの調和という意味でも絶妙。

コシヒカリ」と「あきたこまち」をブレンドしている。

赤酢の酸も強すぎずマイルドさが印象的。

 

奈良県「みむろ杉 特別純米辛口」
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20日間熟成。

大トロ部分だけは寝かせているそうだ。

とにかく脂の甘みが圧倒的で力強い。

最後にはシャリの旨味に意識がいく。

 

帆立
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珍しい切り口の帆立。

従来の帆立の切り方とは変えているらしく食感がトロンと舌触りよく甘みも強い。

 

 

 

赤貝
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大阪府岸和田産。

間にひもが入っていることで食感倍増。

香りも華やかだ。

 

岐阜県「醴泉(れいせん) 純米吟醸 山田錦
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漬けにしてある。

トロンと舌触りよくねっとりと。

漬けにすることでさらに香りが上がる。

 

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ばってら昆布が巻いてある。

嫌みのない甘さがいい。

 

小肌
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熊本県天草の小肌。

塩と酢を強めに効かしたもの。

きゅっと締まるが脂ものっており旨味も抜群。

 

山形県「山川光男 2019 ふゆ」
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イクラ
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岩手のイクラで醤油は控えめにしており、鰹出汁を効かせたもの。

 

貸切ということでかなりアットホームな空間に。
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大将は終始にこやか。

 

 

 

車海老
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中に海老味噌が入ったもの。

ブリンブリンの食感、甘味もいい。

 

赤身
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ボストン産。赤身特有の酸が広がる。

 

中トロ
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16日熟成で脂がしっかりとまわりまるで大トロの様な甘み。

 

宮城県「宮寒梅」
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シイタケ
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新潟の八色椎茸。

あえて椎茸の裏を表にしたなかなか面白い握り。

かなり肉厚で食べ応え抜群。

焼いてあるので椎茸の香ばしさがいい。

 

 

 

馬糞雲丹
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海苔がびよーん。

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浜中の雲丹。

 

三重県「作 雅乃智(みやびのとも)」
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穴子
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対馬産の穴子はバッチリ脂がのったもの。

トロントロンホロホロ。

最後にシャリの余韻。

 

玉子焼き
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ヒトエグサが入った玉子焼き。

出汁と甘みがとても優しい。

コースはこれにて。

 

お会計はあれだけ飲んで21,000円。

なんだかんだ言って結構ボリュームがあるコース内容。

お任せコース15,000円という価格からか最高級のものは厳しいかもしれないがその分、技でカバー。

どれもしっかりと仕込みされ非常に丁寧な仕事ぶりが伺える。

特にアルデンテのシャリはネタを堪能するのに最高かと。

 

大将のなんとも言えない空気感が居心地よくリラックスできた。

前の店の常連さんがリピートするのもわかる気がする。

日々研究されているらしくさらに今後楽しみなお店。

ごちそうさまでした!