品川イッコー 公式ブログ

どうも、品川イッコーと申します。いわゆるYouTuberってやつです。ようやく登録者数15万人超えました。寿司、ラーメン、観た映画などを中心に勝手な感想を述べていきます。

「 半沢直樹2 」魂を揺さぶる傑作の誕生

女優の竹内結子さんが亡くなったその日、半沢直樹の最終回が放送された。

「生きていれば何とかなる」

妻役の花ちゃんの半沢直樹に対する言葉が我々の胸に突き刺さった。

 

白井大臣の盆栽をぶん投げての「クタバレ」、半沢の辞表を破り紙吹雪の中颯爽と去っていく大和田の「あばよ!」

 

特に最終回は数え上げたらきりがないほど強烈なセリフのラッシュ。

そして箕部幹事長を追い詰める圧倒的なラスト。

前作と全く遜色のないほどのカタルシスをまさか続編で感じさせてくれるとは思わなかった。

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私は原作が好きで「ロスジェネの逆襲」までは楽しく読めたが実は四作目の「銀翼のイカロス」で規模が大きくなりすぎてしまって少し冷めてしまった思いがある。

今作はそんな「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」をドラマ化したものだが果たして後半の巻き返しがどうなるかやや不安であった。

 

規模が大きくなればなるほど物語に無理が生じてくるしそれだけ説得材料がいる。

だけど結果それは杞憂におわった。

 

役者の迫真の演技、アドリブ力、製作陣の大胆な原作からのアレンジがより良い方へ転がり、まるで作品に魂が宿ったような感覚だ。

まさか原作より面白くなるとは誰が予想しただろう?

 

視聴者は半沢直樹が最後に勝つ事は知っているしこのドラマがバッドエンドで終わるはずがないのもわかっている。

原作もので大枠が決まっていながらもそれをいい塩梅で崩し作り変える脚本家達の仕事に感服しかない。

 

 

たしかに多少の無理があるしツッコミどころは満載だ。

かくなる私も当初はこの半沢直樹第二期の一回目の放送を観て「コンプラが厳しいこの時代にそぐわない設定」や「役者の過剰演技」など否定的なツイートをしてしまったが途中から「そんなものはわかりきった上で作ってます」みたいな完全に開き直りともとれる内容に己のTweetのナンセンスさを認識した。

 

これだけ作品に魂が宿り回を追うごとに熱量が増していった要因はSNSの存在が大きい。

思えば毎回Twitterをのぞけば物凄い数のひとたちが感想をつぶやいてるし放送翌日には必ずyahoo!ニュースの記事になっている。

というか放送期間中は毎日何かしらの半沢直樹に関する記事がニュースになるという異例の事態。

(観てない人からすればウザかっただろうな)

 

似たような記事も多く見られるがそれでもコメント欄を観れば視聴者の熱い想いが綴られており、さらに驚いたことにこのドラマに関して否定的な文章がほぼ見当たらない。

番組を観ている国民が一丸となって半沢直樹を応援する。

SNSにまつわる暗いニュースが蔓延するこの時代になんて前向きなSNSの使い方だろうか。

 

その勢いがプラスとなり役者の目も回を追うごとにどんどん勢い付いていき、完全に役と同化していった。

物語の時代設定は古くとも、SNSといういまの時代に完全にハマった奇跡的な作品と言えよう。

 

次の放送までの一週間を心待ちにして各々あれこれと考察する。

録画して一気見するよりも長い間作品に浸ることができたという事を考えると本来のテレビのあり方みたいなことを考える。

 

すぐにネット配信しなかったのも巧みな戦略だ。決して見逃しは許されない。

録画機能が便利になりリアルタイムでテレビを観ることが古いとされる昨今、毎週欠かさず時間になればテレビの前にいる。

これがどれほど凄いことか。

 

と、だいぶアツイ感想になってしまったが観てない人は色眼鏡をつけずに是非観て欲しい。

これだけスケールの大きい作品になったので三作目の物語を作るのは正直厳しいだろうな…

けど必ず観ます。作ってください。

非の打ち所がないモダンフレンチの名店「 レフェルヴェソンス 」!誰しもがファンになると思う

本日はフレンチの名店「レフェルヴェソンス」へ。

意味はフランス語で「沸き立つ泡」という意味。

ミシュラン二つ星の言わずと知れた超有名店。

表参道駅からは徒歩で15分ほど。

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お寺の目の前にある不思議な立地。
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外観も美しく一気にレフェルヴェソンスの世界観に吸い込まれそうになる。

 

ロビー
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席に案内される前に一度ロビーに通される。

このロビーがまたオシャレなこと。

 

本日のお品書き
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ウェルカムドリンク
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ハーブを使ったウェルカムドリンクを目の前で作ってくれる。

ジン、梅酒、甘口ワインを合わせたものでハーブの香りがとても爽やか。

 

野菜クリスプのブーケと豆腐サワークリーム
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揚げた野菜を豆腐のサワークリームにつけて。

サワークリームはバターの様で塩っけがいい塩梅。

 

ワインはペアリングでお願いした。
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ペアリングコースは12,000円だったかな。

 

ここで食事中のLaguioleナイフを一本選ばせてくれる。
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最後まで自分専用のナイフとなる。

 

雲丹、黒トリュフ、ポルチーニ茸の揚げパン
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揚げパンの中にトリュフ、ポルチーニ茸、雲丹をクリーム状にして詰めたもの。

さらに下には昆布が敷かれ、熱することで磯の香りがを楽しめる。

昆布の後にトリュフ、ポルチーニ茸と嫌味なく香を感じ、雲丹の甘みにマイルドでコクのあるクリーム。絶品だけど火傷注意。

 

じゃがいも入りフォカッチャ
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あえて常温に冷ましてるのは小麦のもつ甘味を楽しむためらしい。
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モチっとしてしっとりと。蒸してると思いきやオーブン焼きだそうだ。

しっとり加減は蒸しパンに近いかな。

咀嚼していくとどんどん甘みが増していく。

 

 

 

サラダに使う野菜を見せてくれた
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なんと47種類。まるで絵画のようだ。

これだけの豊富な種類を取り揃えるってハンパじゃない。

 

アルチザン野菜
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素材によって調理法を変えているが本来の風味を活かす為、大きな味付けはされていない。

とにかく一つ一つの素材の味が濃く、従来の「サラダ」とは全くの別物。

こうやって一つ一つの野菜に向き合って食べると野菜ってこんなに美味いのかと感じさせてくれる。

 

つづいてワイン
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九平次の日本酒
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蕪を複雑に火を入れて シンプルに
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一番印象的だったのが年間通して出される蕪の料理。

あえて通年調理法を変えず、同じ付け合わせで提供。

時期によって蕪の味が変わる為、調理法を変えずともその時々の季節で味が変わるという面白い一品。

みずみずしい蕪ジュースは感動もの。

ソースはパセリのソース。

少し辛味が出るのが夏の蕪の特徴らしい。

 

古代小麦ディンケルを使ったパン
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香ばしさ、酸とクリームチーズが合う。

 

 

 

乳清で加熱した甘鯛とその骨のフュメ だだちゃ豆 山椒
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スープは白味噌や昆布出汁、甘鯛から出汁をとったもの。

マイルドな中にホエーとトマトの酸でサッパリと。だだちゃ豆

 

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北海道白糠町蝦夷鹿ロース肉を東京檜原村ミズナラで焼いて

ソースガストニックと栗五郎南瓜 茗荷と紫蘇の花
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黒糖などを使ったとろりと甘味のあるかぼちゃのピューレのソースソース、酸味のある茗荷のピクルス、そして紫蘇の花で爽やかなな香りを。

スッとストレスのない鹿肉は絶妙な火入れ。

フワっと香ばしい薪の香りも素晴らしい。

甘味、酸味、香り、ソースのコクと総合的にハイレベルな一品。

 


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リゾットの周りには鹿のコンソメブータンの松茸。

そして目の前でバーナーで炙ってくれる。松茸の香りがふわっと。

そこに与那国の海塩、スダチスダチの皮、鹿児島の本枯節の鰹節を。

松茸、スダチ、鰹節の香りを楽しんだ後はコンソメリゾットを楽しむ。

思ったよりもコンソメの味はしっかりとしてる。松茸は香りを、コンソメは味を。


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アンチザンチーズ
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全て日本のチーズ。

これを日本酒の新政で合わせていただいた。

 

メロン パッションフルーツ 乳酸発酵乳アイスクリーム ゴーフレット 茴香の花
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四種のナッツのキャラメルサブレ/ショコラ 生姜/梅 火龍果/玉蜀黍 真珠麿
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最後の焼き菓子のミニャルディーズ。

一つ一つが凄く凝ってます。

 

お抹茶
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レフェルヴェソンスのテーマは茶懐石

という事で従業員は月一でお茶を習いに行ってるそうだ。

目の前で抹茶をたててくれる。

コースは以上。

 

フレンチと言うと強めのソースと素材の掛け合わせでずいぶんコッテリしたイメージだけどここでは素材の旨味を引き出すような調理法でヘビィさはない。

むしろ「素材の旨味を引き立たせる」という意味においては和食に近いかもしれない。

通りで抵抗なく受け入れられそうなメニューばかりだ。

食べ終わった後も重たさはなく、また食べたいなとも思わせる。

ここまでやるかと言うくらいのホスピタリティ、料理の見せ方。

一度行けばファンになるのは間違いない。

季節を変えて再訪します。

素晴らしいディナーとなりました。

ごちそうさまでした。

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「 赤坂 鮨 みのはら 」2020年1月オープンの注目のお店!会席料理出身のやりすぎなつまみと至極の握り!(93軒目)

本日は信用のおけるグルメの先輩から穴場ということでおススメされたお店「赤坂 鮨 みのはら」へ。

今年の1月オープンということでタイミング的には散々だったろうな。

まだ全然情報がなかったがこの際訪問してみるとする。

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場所は赤坂駅より徒歩5分ほど。

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外観は高級感溢れる作り。

ライトの加減がなんか絶妙で計算されたデザイン。

 

予約は20時。

清潔感あふれる一枚岩の白いカウンターが店内を明るい印象に仕立てる。

大将の簑原さんは会席料理の経験を活かしたつまみが好評。

以下、いただいた料理。

 

 

 

自家製カラスミの冷やし素麺

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しょっぱなから清涼感ある一品。

冷やしそうめんの上から自家製のカラスミを削ったもの。薬味はミョウガ

カラスミが味に丸みをもたせる。

 

鯖の棒寿司
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シャリ、酢漬けにしたミョウガ、大葉、胡麻、椎茸、玉子焼の甘み

 


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脂は控えめだけどむっちりとした肉質、心地よい鉄、コク。

時期的には初鰹と戻り鰹の狭間か。

これだけ厚くカットしてくれると食べ応えもある。

 

揚げ茄子の餡かけ
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京都の加茂茄子を揚げ、真鯛酒盗の餡をかけたもの。上のは糸がき。

酒盗の塩味がまたいいアクセント。

 

煮蛸と鱈子の西京味噌漬け
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佐島の蛸の柔らか煮、鱈子を西京味噌漬け。

明太子はちびちびっとつまみながらお酒を。

 

 

 

ガリ

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酸味、ほんのりとした甘みはフルーティさも。

 

ここから握りへ。

 

ホシガレイ
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身質はふわっと、しっとりとソフトな舌触り。だが身はしまっている。

咀嚼を重ねると後半からだんだんと上品な甘味。

シャリは適度な硬さで旨味を感じるもの。

酸の主張は程々に。赤酢は2種類に塩。

 

真鯛

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身質柔らかくフレッシュな昆布〆。

 

赤身

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青森県大畑町。171キロ。

ねっとり。

 

中トロ
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香り、甘みといい感じ。

 

大トロ
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白いか

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薄くスライスして細切りにし、叩いたもの。

シャリとの一体感を計算されている。

ねっとりとしてイカの甘さとシャリの酸の対比も素敵。

 

車海老

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塩で〆て、甘酢で〆る。

中に朧を挟み、先にも。

結構今時珍しいかも。

 

コハダ

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ふわっと。身は厚く食べ応え。

〆すぎず適度に脂も落としてる。

 


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凄く柔らかく甘さが印象的。

見た目ほど濃くはない。

 

いしかげ貝
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みずみずしい食感と甘味がたまらない。

 


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鹿児島出水。

香りがよくバランス力に優れたもの。

 

 

 

 ムラサキウニ

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味噌汁
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赤出汁。塩分はさほど強くない。

 

穴子

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皮目を焼いたものでパリッと香ばしく。

だけど身はホロホロっと。

 

玉子焼き

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しっとりとして甘みと芝海老の香り爽やか。

 

本日いただいたお酒

石川県「菊姫 先一杯」

山口県「Ohmine」

栃木県「姿」

静岡県「駿州中屋」

石川県「益荒男」

 

お会計は約33,500円。

会席料理出身ということでおつまみが非常に手の込んだものが多い印象。

素材も良いものを使っておりつまみだけでも十分満足度は高い。

握りにいくまでのアプローチとしてはなかなか強め。全体のコースとしてのバランスを考えるともうすこしつまみを抑えてもいいのかなと。

握りは基本に忠実。シャリの旨さが印象的。

まだ新店ということで今後さらに楽しみなお店。

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