品川イッコー 公式ブログ

どうも、品川イッコーと申します。寿司、ラーメン、観た映画などを中心に勝手な感想を述べていきます。

映画『ラ・ラ・ランド』の感想 泣けないけど胸が締め付けられる最高の映画 2018年4月 (映画1本目)

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今回は2月に撮影した動画です

 

いつもお世話になってる渋谷の「鮨 あい澤」さんにてお寿司を食べながら日本酒を

 

春日鯛が美味しい季節になってきました

 

春日鯛は名前の通り春の魚

一年中取れるみたいだけど春になると柔らかくなるそうです

脂というよりは食感を楽しむさっぱりした魚

 

相澤さんには毎回魚の勉強させてもらっていてそれも楽しみの1つなんです

(寿司屋でもないのになぜか勉強中)

 

 

さて、そんなお寿司屋さんで『ラ・ラ・ランド』の話に

まぁ、僕がしたんだけど

 

今更だけど以下、ネタバレ感想を

長いよ?

 

 

 

この映画ってどこか新海誠の『秒速5センチメートル』とかぶったりするんだよな

 

結局色々あって2人とも別れる

状況は変わりそれぞれの道を目指すというパターン

男は引きづり、女はさっさと他の男を見つけて結婚する

 

うん、好きですね

このパターン

 

この映画、何がいいかって

観てる人に想像させるでしょ

セバスチャンとミアのその後を

 

映画とか小説とかって作者が作るのって9割でいいと思うんです

あとの1割は受け手側が想像したりして補完してはじめて作品は完成する
受け手側それぞれの物語ではじめて完成される

 

ミアは女優として成功し、別の男と結婚する

 

セバスチャンも相手はいないまでも念願のジャズバーを開店し夢は叶えたみたい

 

ちょっと前のシーンでは二人とも「ずっと愛してる」的なこと言ってたからてっきりゴールインするのかなと思ったけど実際は違った

 

やっぱお互い特殊な仕事をするって難しいよね

愛だけでは乗り越えるのは現実問題難しいのもよくわかる

どちらかがサポートにまわらないといけない特殊な仕事だし

 

成功を勝ち取るには何かを犠牲にするしかなかった

お互い相手ではなくそれぞれの夢を選んだまでってことか

 

で、最後にセバスチャンのジャズバーに夫と一緒にミアがやってくる

 

元彼の店だと知って驚くミア

突然の元カノの来訪に動揺するセバスチャン

 

セバスチャンが舞台に立ちピアノをしっとり演奏

 

さて、これからが凄いシーン

 

2人の出会いのシーンに一気に戻る

あれ?どゆうこと?

観客はここで混乱が生じる

 

セバスチャンがミアをシカトした出会いのシーンだ

だけど抱きしめてキス

 

そうか、もしもシリーズの始動か

 

ここから「もしもこのままセバスチャンとミアがずっと幸せだったなら」というシーンの連続がミュージカルと共に押し寄せる

 

新婚生活、妊娠、子供…

 

胸が痛くなるようなもしもシーンの連続…

明るい音楽に乗せてるだけに逆に辛くなってくる…

このシーンはミュージカルの本領発揮

若干カオスめいてすらいる

 

そして突然そのシーンは終わり美しくも悲しげなピアノを弾き終わるセバスチャン

 

いまのは全て想像

 

2人は笑みを交わしミアは店を出る

 

終わり

 

 

 

いやはや鳥肌モンです

このもしものシーンはセバスチャンのものかミアのものか観客は考えることになる

 

監督のデイミアンチャゼルは明確な答えを出さない

観客に1割を委ねる

 

僕はどちらか一方だけでなくそれぞれ2人の想像なのかなと思う

 

高速道路が渋滞してたので映画をやめて店に入ったくだりはミアしか知らないわけだし

 

最初の出会いで冷たくしなければよかったとセバスチャンの後悔も感じられる

 

セバスチャンは相手はいないがそれなりに充実した日々を送っている

おそらく有名な女優になったミアが結婚したことは知っているはず

その時点でやり直せるとは思っていない

あえてセバスチャンはミアを見ないようにしてきたのかもしれない

(ポスターを素通りするシーンがある)

 

だけど店の名前の由来は2人だけが知ってる思い出

どこかでセバスチャンはミアを大事な人と思っていたのかも

 

一方、ミアは女優として成功し幸せな家庭を手に入れた

正直セバスチャンのことは忘れてたのかもしれない

もしも自分の隣がセバスチャンだったら…と想像してみる

 

この男女の恋愛の脳の違いがこのようなカオスめいた空想シーンを生み出したのかもしれない

 

下手に泣くシーンがあるわけではない

だけど誰しも身に覚えのあるような「もしもこの人と一緒になっていたら」は観るものを感傷の世界へと引き込む

 

内容がないと言う人がいるがラブストーリーってだいたい内容なんてないぞ?

 

これがつまらないと言う人は相手を想う恋愛をしてこなかったのでは?

 

いずれにせよ「このまま結ばれていたら…」という古典的だがこんなにも心を揺さぶるラストを用意してくれたデイミアンチャゼル監督は凄い

 

次回作が楽しみだ

【映画・ドラマ】1本目

 

金曜日は「鮨 あい澤」にて「映画『ラ・ラ・ランド』、世界から放置された訪れるのに最も困難な島 ・北センチネル島について」[けつがバター醤油]【IKKO'S FILMS】