品川イッコー 公式ブログ

どうも、品川イッコーと申します。いわゆるYouTuberってやつです。ようやく登録者数10万人超えました。寿司、ラーメン、観た映画などを中心に勝手な感想を述べていきます。

下北沢「 鮨 福元 」納得するものだけを出すことにこだわった結果、ミシュラン一つ星連続11年目!(鮨屋26軒目)

ミシュラン一つ星連続11年のお店だけど全く飾らない大将

下北沢といえばカレーの街。

だけど本日は下北沢のお鮨屋さん「鮨 福元」へ。

別にサブカル好きというわけではないが数年前までは家が近かったこともありよく来ていた街だ。

歩いてると店の密集率が高くて雑貨屋があったり、コレード屋があったり、突然キャバクラがあったりなかなか面白い街である。

 

さて、「鮨 福元」だが先日発売された「ミシュランガイド東京2019」でも見事一つ星を獲得。

なんと今年で連続11年目だそうだ。

これってかなりのことですよ。

 

下北沢駅の南口は現在工事で閉鎖中。南西口からいくのがベスト。

徒歩6~7分といったところか。

餃子の王将を過ぎて花屋の手前を右折して細い道を進むと住宅街へ入っていく。

しばらく進むと歯医者が見えてくるのでその建物の地下一階にこのお店はある。

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ここは店のホームページを除くと「本日のネタ」を公開しているのが面白い。

わざわざどこ産なのか聞かなくてもここを見ればわかるようになっている。

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店内は珍しくジャズっぽいBGMがなっている。

鮨屋でBGMとは珍しい。

大将に撮影許可を取ると「全然いいですよ」と気さくな感じでOKをもらう。

 

大将は寡黙かと思いきや話しかけるとどんどん話しだす。
「昆布締めは魚本来の味がしなくなるからやらない」とか
「そこまで寝かせない」とか
江戸前鮨を出しながらも独特の哲学があるようだ。

では、16000円のおまかせコースで1人乾杯。

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トロ・平目・青柳

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トロは脂がのってて上品な甘み。

平目はしっとりと柔らかい。

青柳は北海道の昆布森産。

「バカ貝」とも呼ばれている。

食感はサクッサクッとして気持ちよく貝の香りもよく旨味もある。

 

白子

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口の中でとろんと優しく、クリーミーなエキスがジュワっと。

かなりまろやかで思わず笑みが。

 

鰹 玉ねぎ

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高知県甲浦のもの。上に乗っているのは玉ねぎ。

最初ニンニクっぽい風味がするが玉ねぎだそうだ。

玉ねぎはニンニクと親戚でコクを出すのに使われる。

鰹自体は戻り鰹特有の上質な脂が素晴らしい。

この脂だから玉ねぎでアクセントを加えてるのか。

 

ノドグロ

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ノドグロを焼いたもの。

さすが「白身の王様」だけあって脂がのっており身もホクホクだ。

酒が欲しくなる。

 

新潟県「越乃景虎f:id:ikkoshinagawa:20181130203512j:image

口当たり優しいんだけどキレがあって辛めだ。

これ、好き。

 

あん肝

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まるで生チーズの様に濃厚。甘さというよりはこの濃厚さに感動。

ちびちびいきながら酒を。

間違いなく幸福な瞬間。

 

ここでつまみは終了。
握りへ。

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ここから握りだが、とにかくテンポよく出てくる。

「お酒をゆっくり飲みながら」と言った感じではない。

ここら辺が合うか合わない大きく分かれるところだと思う。 

 

ガリ

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甘さが先に、後から辛さが追ってくる。

目が覚めるキレだ。

 

白烏賊

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島根県浜田産。

しっかりとした歯ごたえに烏賊の甘味。

シャリは赤酢に藻塩を使用。酢加減はさほど強くはなくいい塩梅。

お米はあきたこまちで少し硬めに炊かれている。

 

平目

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青森県風間浦産。

肉感的な食感もよくほのかに甘味も感じる。

 

本鮪

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青森県三厩(みんまや)産。

本鮪はキメ細かくシャリとの相性もいい。

大将曰く、昨日仕入れたばかりの鮪だそうでこの店ではあえてそこまで「数日寝かす」ということはしないらしい。

話を聞くと「せめて置くのは1週間くらい。熟成はよくわからん、何食べてんだかわかんなくなる」とのこと。

 

小肌

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佐賀県唐津産。

しっかりと水分が抜かれ、身自体よく締まっている。

酸味も存分に楽しめる一品。

 

味噌汁
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中には平目の身が入っている。

薄味で美味しいです。

 

真鯵
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兵庫県淡路産。

トロンとした心地よい舌触り。鼻からあがってくる鯵の香り。

やっぱり鯵好きだ。

 

ミル貝
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愛知県伊良湖産。

このサクサクの食感がたまらない。

シャリとの調和も凄くいい。

福元さんの貝は間違いないな。

 

車海老

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大分県姫島産。

かなり大き目で肉厚。プリプリでたまらない。

酸味のあるシャリによって海老も甘味も感じる。

 

穴子
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長崎県松浦産。

ホロッホロで口内で溶けだす。

塩のおかげで身がより甘く感じる。

 

穴子 タレ
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「タレ」と言ってもほんの少しだけ。

このくらいのタレの量の方が穴子が活きる。

 

赤雲丹の手巻
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北海道厚岸産。

赤雲丹のスペックぱねぇ。

甘くてクリーミーで言うことないです。

海苔も力強い。

 

これで握りは一通り。

あることに気づいた。

お?玉子焼きとか出ないんだ。
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さらに大トロも出なかったな。

これって普通の寿司屋ならまずないことだ。

大将が「本当にその時に美味いと思うものしか出さない」というこだわり。

このこだわりこそがミシュラン一つ星連続11年という快挙を成し遂げたのかも。

 

豊洲に移転して「自分は方向音痴で大変だ」とか飾らない感じも何かいい。

二子玉川の木村さんとは店を出したタイミングが一緒らしく仲良いようだけど熟成をやる木村さんとは真逆の方向性のようだ。

近くなら通いたくなるお店だった。

ごちそうさまでした!