品川イッコー 公式ブログ

どうも、品川イッコーと申します。寿司、ラーメン、観た映画などを中心に勝手な感想を述べていきます。

映画「 ナチュラル・ボーン・キラーズ 」最高に面白い各国で上映禁止のヤバ過ぎる殺戮映画 (映画30本目)

これ以上ない殺戮カップルの物語

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52人もの人間を殺害し、史上最悪の殺人犯として世界にその名をとどろかせたカップル、ミッキー(ウディ・ハレルソン)&マロリー(ジュリエット・ルイス)。マスコミの過熱報道によって若者たちのヒーローと化してしまったふたりの行動を主軸に描いた、オリヴァー・ストーン監督の狂気に満ちた問題作。

バーで女が音楽に合わせて踊る。

男が口説こうと寄ってくる。

いい感じに踊る2人。

次の瞬間、女は男をボコボコに殴る蹴る。

そして殺してしまう。

そこいた女の彼氏もその店にいる人を次々と殺していく。

そして1人だけ生かして2人は言う。

「ミッキーとマロリーがやったって言いな」

これがオープニング。

まったく、オリヴォーストーンとタランティーノは頭がおかしい。

だけど映画としてはこれほど目が離せないオープニングはそうそうない。

 

各国で上映禁止のヤバすぎる映画

この映画はいまから約25年くらい前のものなんだけど今観てもめちゃめちゃ面白い。

日本で言えば「バトルロワイアル」とか「悪の教典」とか近しいのかもしれない。

ようは無差別に殺しまくる殺戮映画。

「面白い」って言っていいのかどうか表現に困るが。

 

この映画は大きく前半と後半に分けられる。

親から虐待されてきた2人の男女が出逢い恋に落ちて親を含め52人を無差別に殺していき警察に捕まるまでが前半。

その刑務所での暴動が後半。

前半はどちらかと言うとロードムービー的な感じで後半はもはやカオス。

 

もうこの映画の持つパワーが凄すぎて実際にアメリカでミッキーとマロリーを模倣してカップルが殺人を犯したりしたらしいから驚きだ。

影響力がありすぎて各国で上映禁止になったヤバすぎる映画。

 

とにかく編集が凄い

この映画の特徴は何と言っても目まぐるしいくらいのテンポの編集。

とにかく見せ方が斬新で殺戮もまるで漫画みたいな描き方。
2人の馴れ初めをアメリカのバラエティショウでみせたり、画面が突然白黒になったり、いきなりアニメが挿入されたりとにかくやりたい放題。

日本映画の「渇き。」なんて目じゃないくらいのカット数。

 

音楽も70曲以上も使ってて特に暴動のタイミングのRage Against The Machineがかかった時は鳥肌がたった。

全編まるでミュージックビデオの様で全く飽きることなく2時間が過ぎる。

この編集は正直神がかっている。

いや、神ってる。

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役者が全員超ハイテンション

編集だけでなく俳優陣のキャラクターや演技も最高。

主役の2人も凄いんだけど、他にも視聴率しか考えない自分勝手なキャスターなんて生中継でミッキーに殺人のことで説教してたくせに暴動で拳銃ぶっ放しながら人殺しに加勢して「はじめて生きてる感覚を知った」とか本音が出るとことか最高のブラックジョークでしょ。

 

ミッキーとマロリーを追いかける刑事も娼婦を殺しちゃうし、ブちぎれまくる刑務所長のトミーリージョーンズなんかも暴動を生中継されたと知った時のリアクションはもはやコント。

みんな演技が上手いとかそういうことじゃなくてもう物凄いテンションで役に乗り移っている。

 

オープニングからしてB級感漂うけど本当にアドレナリンが出るくらいの傑作だと思う。

命の重みだとかこの映画に説教を求めるのはナンセンス。

パワーがありすぎるが故に映画に影響されてしまう若者がいるのもわかるので分別ある大人しか観てはならない。

当然R指定はするべきかな。

私はこの映画にテーマ性なんて求めない。

ひたすら感覚的に観ていくだけ。

好き嫌いはハッキリ分かれるだろうな。

でもこのレビューで気になる方は一回観てみてほしい。

責任は取りませんが。

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