品川イッコー 公式ブログ

どうも、品川イッコーと申します。いわゆるYouTuberってやつです。ようやく登録者数13万人超えました。寿司、ラーメン、観た映画などを中心に勝手な感想を述べていきます。

Amazonプライム「 ドキュメンタル 」シーズン1は企画が未完成!色々課題が多い試作品みたいな感じ

やたら評判が良かったので重い腰を上げてようやく観た。

Amazonプライム限定の「ドキュメンタル」。

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これがまぁ色々と思うことがあったのでここに綴っていくとする。

松本人志プレゼンツ、密室笑わせ合いサバイバル。10人の芸人たちが自腹の参加費100万円を握りしめ、芸人のプライドと優勝賞金1000万円をかけて笑わせ合う。最後まで笑わなかった者が勝ち。密室に閉じ込められた芸人が極限まで追いつめられることで生まれる本能むき出しの笑いを見逃すな!

 

ある一室に閉じ込められた芸人10人がお互いを笑わせ、笑ってしまった者は退場。

笑わずに最後まで生き残った者1人が優勝とルールはとてもシンプル。

参加費は100万円と高額。

優勝した者が1000万を手にできる(実質は残りの900万だけど)。

 

で、大枠はガキの使いの「笑ってはいけない」の延長線的な作品。

「笑ってはいけない」のスタッフの仕掛けと仕掛けの合間に放置された時のメンバー同士の潰し合いが実は一番面白いとは思っていたのでこれはなかなかいいアイディアだなと思った。だけどこの企画には色々と穴があることに後から気づいた。

 

「面白い」の定義が曖昧

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当初の松本人志の説明では「一番面白いやつが優勝する」と言っており、おそらく制作サイドでもその様な意図でこの企画が立てられたのだろうとは思うが実際ふたを開けてみると「笑いのツボがズレてるやつが残った」という感じ。

 

面白い芸人の中にはゲラが多く、ゲラが故に退場というルールは「面白いやつが残る」という主旨と合致してなくないか?

結果、面白いのに笑って退場していく芸人続出で後半になるにつれてただ笑わない芸人が残っていく。

だけどその笑わない芸人は必ずしも面白いか?と言われると必ずしもイコールではない。ここにこの企画が破綻してることがわかる。

結局のところ「笑い」って数値で表せないという限界がそのようなルールを生んでしまった原因かもしれない。

 

確かに見せ方として「テレビでなくAmazonプライムだから」というのは話題性はある。

だけど実際の内容がテレビと大きく変わるかと言われると変わらない。

正直実験的な内容でまだまだ未完成の企画という印象を受けてしまった。

 

ルールが曖昧

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冒頭は「笑ったら退場」というルールだったのでかなり芸人達もピリピリモードだったが実際は冒頭からみんな笑いまくり。

松本人志やスタッフも焦ったのか急遽イエローカードオレンジカード、レッドカードと三回笑ったらアウトというルールに変更。

これどうなのよ?

この変更によって「あ、二回までは笑っていいんだ」という空気になり一気に緩くなってしまった。

松本人志の優しさが逆にこの企画の緊張感が薄れてしまったように思える。

 

唯一良かったのはちゃんと本人に笑った映像を見せて認めさせるという点。

そりゃ100万かかってるんだからちゃんと認めさせてあげるのは優しさではあるよね。

 

笑いの取り方に疑問

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「笑わせるためなら何をしてもいい」というルールなんだけど暴力を振るったりするのはちょっと笑えない。しかも誰も笑ってないし。

明らかに誰も得しないでしょ。

お笑いにおいて暴力は時に笑いになったりもするので一概に否定はしない(例えばガキの使いの方正と蝶野の絡みとか)。

だけど笑えない暴力はただの暴力でしょ。

 

あと気になったのはアントニーの人種差別ネタ。

本人自ら黒人ネタを売りにしてるけどそれはどうなんだろうと思ってしまった。

親父(黒人)の写真を持ってきて背景が暗い為「真っ黒でしょ」というひとネタは笑うというよりはなんか複雑な気持ちになってしまった。

わかるけどそれは教室とか限られた空間でやるならまだしもこうして多くの人が観れる番組でやることなのか。

本人が良かれと思ってやってるので外野がとやかくいう必要はないのかもしれないがいち視聴者としての意見は「笑えない」。

自己満作品ならいいけどやっぱりお金を払ってもらって観てもらってる以上、芸人も笑いの取り方は考えなければならない。

 

まとめ

フジモンは何もしてないで偉そうだ」とか意見はあるけどフジモンってもともと自分からボケたりする芸人じゃなくて「ツッコミボケ」だから1人だけだと全然活きなかったりする。

 

逆にジミーちゃんはツッコミは全くできなくてひたすらボケだからこの企画では得ではある(面白いかどうかは別として)。

 

後半は正直どんどんつまらなくなっていった。

それは先にあげたように「ただ笑わない・この状況で笑わせることができない芸人」が残ってしまったせいだ。

それなのに1000万にこだわるあまり無理に笑わせようとして観ていられないレベルに。

だけど逆にガチなんだなとは思ったけど。

台本とかないとこれだけつまらなくなるんだなと改めて打ち合わせの重要性を確認した。

 

まぁ、こういった「それぞれの特性をひっくるめて一番おもろいやつを決める」というのはわかりやすいが、いかんせんお笑いは個々の主観が大きくて感覚的な要素が大きい世界だから(もちろんそれぞれお笑い理論はあるが)、そこでキッチリルールを設けて線引きするというのは難しいのかもしれないなと改めて思う。

まだシーズン1ということでシーズン2を観たらこうして長々と感想でも書こうと思う。