秋田に本店を置き東北で人気のラーメン屋「末廣ラーメン本舗」のインスタント麺。
京都の「新福菜館」がルーツとされ味は東北の人向けにアレンジを加えているようだ。
「◯◯ブラック」と呼ばれるラーメンは全国各地にあり肉体労働者の為に塩分を多めにした醤油ガッツリラーメンが元のようだ。
この末廣ラーメン本舗は簡単に言ってしまえば「秋田ブラック」に分類される。
ノンフライ麺、かやく、あとのせかやく、液体スープ。
麺は細めのノンフライ麺。
早速をかやくを入れ、熱湯を入れて4分待つ。
4分後に蓋をあける。
ここに液体スープとあとのせかやくをいれる。
あとのせかやくはネギだ。
なるほど、これならネギのシャキシャキ感を感じられるというわけか。
まずはスープを一口。
「秋田ブラック」と言われる黒いスープとは印象は異なり醤油がまろやかなもの。
出汁は豚みたいだけど醤油のまろやかさを押してるあたり「新福菜館」インスパイアというのも頷ける。
このスープはなんだか飲んでしまう。
物凄い塩分が強いというわけでもない。
麺の食感は思ったよりモチモチ。
喉越しはそこそこ。
よくあるノンフライ麺といえばそれまでだが。
チャーシューは大きめで存在感はあるがいかんせん薄い。ボソボソでいまいち。
ネギはやはりシャキシャキでカップ麺にしてはなかなかいい。
全体として「◯◯ブラック」のど真ん中。
これに全国各地ではもうちょい苦味があったり、胡椒が効いていたり特徴があったりする。
東北の人に合わせたというのはどこのへんなのんだろう?よくわからなかった。