本日は約三ヶ月ぶりの「鮨 あい澤」へ。
最寄り駅は神泉駅となっているが渋谷駅から歩いても同じくらいの距離。
今回は20時といつもより少し遅めの訪問。
お客さんも酒が入りすでにいい感じの空気ができあがっている。
本日の鮪は富山県氷見産。
次からは京都の舞鶴になるとのことでどんどん南下している。
まずはビールで渇きを潤す。
さて、今日は久々のあい澤さんの料理を堪能するぞ。
蛤
昆布出汁の蛤。
ムチムチっとした食感がいい。
ほんのりと甘みを感じるのは蛤の甘さの様だ。
蛤って出汁にしても美味いしそのまま食べても美味しいし万能なやつだ。
子持ちヤリイカ
ヤリイカ自体もとても柔らかく蛤とはまた違った食感をたのしめる。
柚子がふりかけられており甘めのタレと柑橘がうまくマッチング。
日本酒一発目は栃木県「惣誉」
キレ、甘み共にバランス型。
サワラ
食感が強めの2品の次は藁で炊いたサワラ。
春の魚だが秋にも美味しくなるそうだ。
嫌味のない脂の甘みとスモーキーさがなんともたまらない。
太刀魚の葛あんかけ
太刀魚は唾液と混ざるとホロホロっと溶け出す。
パサパサになり気味の太刀魚を餡でカバーした一品。太刀魚自体の味も濃いです。
初鰹の漬け
あっさりした春の鰹。
肉厚で食べ応えもありクセもない。
ここら辺で酒が欲しくなったので切り替える。
福井県「伝心」
先ほどよりも甘みが強め。
酸味が効いたもの。
甘みはあまり感じないがこれでも結構砂糖使っているそうだ。
中トロ
富山県氷見産。
「鮨 あい澤」では珍しく初っ端から中トロ。
脂はあるがとてもあっさりとしていている。
鯛
ねっとりとした鯛の食感を堪能。
このシャリとのバランスも素敵。
平目の昆布締め
鯛とはまた微妙に異なる食感を楽しむ。
車海老
白身魚二連発の次はパンチのある車海老。
弾力のインパクトと上がってくる甘み、シャリの酸味の調和が完璧。
ブリ
静岡産。
脂ののりもよく、トロとは違う甘みを楽しめる。鮪やブリだと余計シャリが美味いと感じる。
サクッコリッとしてみずみずしく風味も物凄い。あぁ、やっぱり貝好きだわ。
藁で炊いているマスノスケ。
脂のりもよく鼻からスモーキーさが抜けのがたまらない。
スモーキー好きには最高の一貫。
金目鯛
身はとても柔らかくほのかに上がってくる脂の甘みもいい。
栃木県「仙禽」
甘鯛
こちらも身は柔らかく上品な甘さが素敵。
カマトロの炙り
ド派手なやつがきた。
圧倒的な脂の甘み。
小肌
パンチのあるカマトロの後は小肌でサッパリと。お笑いで言えばツッコミかな。
キュッとしまる。
見た目も綺麗だし、〆加減抜群。
三重県「作」
細かく包丁を入れており口の中で解けながら溶けていく感じ。
烏賊の甘みも上がってくる。
サッと柚子がかけられた爽やかな一貫。
穴子 タレと塩
たまに物凄いタレがかかってる店があるが個人的にはこの位がベスト。
唾液と混ざると口内でみるみる溶けていく。
2種類も食べられるなんて贅沢だ。
味噌汁
ほんのり甘いのは味噌の甘みかと思っていたら米の甘みという事実。
相変わらず熱々で美味い。
追加でサクラマス
「鼻からスモーキー」が気に入り追加。
二回目もスモーキー。
最近ハマってるウイスキーもスモーキー気味。
この日はYouTubeから銀の盾をいただいたので相澤さんに見せるため持ってきた。
気づいたら長居してしまい我々だけに。
最高の夜飯でした。
ご馳走様でした!