本日は本郷三丁目で夕食を。
この辺って何気にラーメン屋さんが多いんだよね。
今回は前から気になっていた「麺屋 ねむ瑠」というお店へ。
ここはまだ珍しい烏賊煮干し出汁のラーメンをいただける店。
「ねむ瑠」と書いて「ねむる」と読む。
駅からは徒歩2、3分程度の好立地。
オープンは2015年9月。
人気店ということで店内は満席。
女性客も多めで明るい雰囲気。
BGMは洋楽。
メニュー
大きく分けると「烏賊煮干」と「淡麗 赤鶏と蛤」の2種類にトッピングを加えたもの。
店員さん曰くやはり人気なのは「烏賊煮干」らしいが数に限りがあるらしくだいたい夜の18時頃には売り切れてしまうらしい。
味玉付きの烏賊煮干 醤油と替え玉(油そば風)の食券を購入し席につく。
目の前には替え玉の食べ方が書いてあるので読みながら出来上がるのを待つ。
調味料は醤油、お酢、烏賊のいしるの3種類。
あとで替え玉に使おう。
濃厚 烏賊煮干 煮玉子入り 醤油味 900円
見た目は煮干しラーメンの王道。
低温調理のチャーシューに玉ねぎ。
緑の野菜が印象的だ。
スープはかなりドロドロ。
ところが飲んでみるとまったりとしており煮干しのエグミは皆無。
そこになんとも言えない烏賊の風味とまろやかさが加わる。
烏賊って味に物凄い主張があるわけではないけど独特の香りと風味に丸みをもたらす食材。
どちらかがオラつくことなく煮干しといいバランスで共存しており口当たりもいい。
確かに煮干しだけならこの様な味にはならないしスープの重厚感がすごい。
チャーシューは低温調理のものが2枚。
麺は菅野製麺所のもの。
ザクッと硬めで歯切れのいい低加水の中細ストレート。
そこに玉ねぎのシャキシャキ感が加わる。
粘度の高いスープなので持ち上げも凄い。
チャーシューはフワッとしてムチッとしなやかな食感。
このチャーシューなら増したいかも。
この一杯の中のそれぞれ異なる食感が最後まで飽きさせない。
麺を食べ終えたらスープを少し残し替え玉をお願いする。
替え玉(油そば風) 190円
角切りチャーシューに玉ねぎが添えられている。
上の粉は煮干し粉。
煮干しオイルもかかっている。
とりあえず油そばなので混ぜ混ぜ。
思ったよりも返し強め。
煮干しはフワッと感じる程度。
麺は先程同様ボキ感がある硬め。
そこに味変としてお酢、烏賊のいしるをかけてさらに混ぜ混ぜ。
ここにきてのさっぱりとした酢がいい活躍をみせる。
いしるも芳醇で烏賊の風味を存分に堪能。
最後に先程の残ったスープに麺を入れて混ぜ混ぜ。
もともと油そばは返しが強いので味は濃くなってしまったがそこは酢がサポートにまわる。
普通なら途中でダレそうだがこれだけ味の変化を楽しめるとは非常によく考えられている。
烏賊煮干がありなら蛸煮干しとか蛤煮干しとか色々派生できる気がするけどどうなんだろ?
ごちそうさまでした!