念願の「生ホルモン処 おさむちゃん。」へ行けることになったのはいいが大阪駅からなかなかの距離である。
「関西空港からの方が近いス」という後輩からのアドバイスで本日は飛行機で大阪へ。
関西空港からは電車を乗り継ぎ最寄駅の津久野駅まで約50分ほど。
いや、十分遠いな…
津久野駅からは徒歩15分ほど。タクシーだと5分くらいの距離です。
来てみて驚いた。
お店、めちゃめちゃコンパクト。
3坪ちょっとの焼肉屋って日本で他にあるだろうか?てか本当にここでやってるの?
この日は16時半スタートで19時まで。
これからなんと三回転もするそうです。
クレジットカードは不可で支払いは現金のみ。
メニューは飲み物だけで、料理はおさむちゃんのおまかせコース。
ではおさむちゃん劇場スタート。
キムチ盛合わせ
白菜、トウモロコシ、トマト、アボカド、柿、チーズまでキムチに漬けてしまうとは。
しかも肝心の味付けが抜群に旨い。
少し味は強めだがこれが酒と合うのなんの。
これは季節変えてまた食べたい。
ここから怒涛の肉ラッシュ
大分産ファゼンダ牛。A5ミスジ。
ドン
黒毛和牛のタン
タン刺し
まずはタンの一番柔らかい部分を薄切りにして刺身で。舌の温度でみるみる溶けていく感覚、たまらん。
軽快なトークを挟みつつ肉を焼く顔つきは職人そのもの。お肉は全ておさむちゃんが焼いてくれます。
てかロースターいくつか置いてあるけど一つしか使ってない。
タン
蛸・梨の酢味噌和え
蛸も柔らかくて旨いんだけどなんと言っても甘辛のタレがいい。下にしいてある梨も清涼感ある組合せ。
タン焼き
焼きは梅ダレにつけて。
今までの濃い味がリセットされた。
タン焼き
今度は山葵、抹茶塩と立て続けに。
タンを3パターンで食べさせてくれるのでこのサイズ感なのか。
ミノ
皮を剥いていない状態。
「皮を剥いたらピンク色〜♬」
下ネタすか?笑
和王
熊本県の和王がギャバンの上に鎮座する画はシュール過ぎるだろ。
この気取らない感じ、素晴らしい。
ミノ刺し
これもギャバンの上に。逆に映えるわ。
おさむちゃんが言った通り、鮮やかなピンク色。
サクッと食感軽やか。じんわりとした旨味は例えるならエンガワの様。
片面焼き
梅ダレにつけて。片面焼くと食感もまた変わる。
和王シャトーブリアン
ポン酢と山葵で。肉汁が溢れ出るのも凄いが牛のミルキーな香りもちゃんと感じられる。
希少な外ヅラ。大抵出てくるのは内ヅラなんだって。
ツラ刺し
ポン酢で。筋は多いがこれ程までに味が濃厚とは。
ツラを盛り付け
やっぱりギャバンの上。
真ん中だけ胡麻をふらないこだわり。
下ネタすよね?笑
ツラ焼き
山葵とポン酢で。驚く事に焼いたツラはさらに味が濃くなった。
サガリ
ハラミ刺し
ハラミを生で食べる事も驚きだが、口の温度でどんどん溶けていくと共に甘さと香りを存分に感じられる衝撃的な味わい。
こんなの食べた事ない…
焼肉のタレで。
山葵たっぷりオンザライス。ここに来ての炊き立てのご飯はとても香り高く一気に食い。
トモサンカク
尋常じゃないサシの数。手に持ってると脂が溶けていってるのがわかる。
数秒だけ焼いて卵にくぐらせ、すき焼き風に。
もはや液状化しておりこれはご飯とだから完成する食べ物。
この卵の黄身自体もかなり濃い。
さほど辛くない唐辛子を二杯入れて。
心地いいピリ辛でコクは増す。デザートなどはなく最後まで焼肉の味で終われるのがいい。
以上が本日のコースでした。
最後に私、おさむちゃん、マロさんで記念写真。
ビールや焼酎数杯のんでお会計はなんと16,800円。まじで安すぎない?
そしてお気づきだろうか?毎回肉をまずは生で食べさせてくれたのを。それだけ仕入れに絶対の自信があるということ。
ガツガツ肉と米を食べたい!というよりかはお酒を飲みながら少しづつ色んな味付けで楽しみたい人向け。
独自の仕入れルートによる肉は鮮度や肉質も最高ランク。
そして独自の配合で作られるおさむちゃんのタレが素晴らしく旨い。
見せ方も一辺倒ではなくバリエーションがあって飽きることが無い。
何よりもお客さんに楽しんでもらいたいというおさむちゃんのトークで後味よく店を出られる。
ここは遠くてもまた来たいと思わせるお店。
ごちそうさまでした!